『毒』について


 前回、少しWEB小説を投稿していて遭遇する『毒』について記しましたので、今日の記事は『毒』に着目して書いてみようと思います。

 『毒』

 関係の無い人には『劇物』とか『毒薬』など、そういったイメージになるかと思いますので、少し補足させて頂きますと、今回記す『毒』はWEB小説投稿の世界において『毒』といわれる物。

 私見ですが以下のような物を指すと考えております。


 WEB小説投稿サイト等の感想欄やメッセージといった作者の目につくようなところに送られてくる、指導や指摘を装った誹謗中傷、または誹謗中傷そのものの事。

 時々、

 『辛辣な意見』
 『作品に対する不満』

 なども毒と取られる事もありますが、それらは『毒』ではありません。
 むしろ真剣に作品に向かい合ってくれている良い読者の方の声です。

 そうではなく、

 裏に悪意が潜む感想やメッセージが 『毒』 


 であると、私は考えています。


 WEB小説投稿サイトは、趣味発表の場であり、読んでくれた方との交流の場です。

 多くの人が集まりますので、中には一般常識から見て少し外れてしまった方……時々遥か彼方に外れた方などもいたりします。
 中には常識があっても、運悪くストレスが溜まっていたり、その時たまたまイライラしていた人なんかもいるのかもしれません。

そういった方々の中には、目についた人に対して毒を吐く人がいるのです。

 余談ですが、そういった毒を吐く人は『読者』を文字って『毒者』と呼ばれていたりします。


 私は『小説家になろう』で約一年間投稿をし、最初の頃は全く『毒』に遭遇する事はありませんでした。

 ランキングによく乗るようになった頃から、ちょこちょこと 『ん?』 と思うような物が見え始め、クラスタによる不正批判と取れるエッセイ(中身は運営へのクラスタ対応をお願いする物)を記して、それが掲示板サイトに取り上げられてしまい大きく目立つようになってからは、チョイチョイ『毒』が届くようになりました。

 いかんせん、それまで対応したことが無かったので、それが 『毒』 であるという理解をしておらず、全て真面目に読み真面目に回答をしました。


 どんな感想であれ、頂いた大事な意見。
 『消さない』事が誠意であり、 
  それに対する『真摯な回答』こそが、
 感想をくれた人に対しての礼儀である。


 そう考えていたからです。


 ただ、コレは間違いでした。

 今はそう確信します。


 スマートフォンやタブレットなどで、夜寝る前等に感想などのチェックをするWEB小説の書き手も多いと思います。

 私もヒマを見つけてはチェックをしたりします。

 で、布団に入ってから『毒』を見たりなんかすると最悪です。


 ……どうなるか。


 まず『毒』について純粋に腹を立て、そしてイライラする。

 反論を考え眠れなくなる。

 反論文を考えついて少し安心し眠る。
 が、早く反論を投稿したい気持ちから眠りが浅くなる。

 居てもたってもいられなくなりPCを起動し、反論を記してようやく満足して眠れる。 

 翌朝。
 反論はしたが、回答があるわけでもなく結局イライラは解消されない。

 こんな感じです。


 はい。
 面白がって粘着されるいいカモですね。

 実際にこういうやり取りに疲れてしまい、投稿自体を休載するに至りました。


 少し休んでいる間に冷静に見つめ、辿り付いた考えとして、


 どんな感想であれ、頂いた大事な意見。
 『消さない』事が誠意であり、 
 それに対する『真摯な回答』こそが、
 感想をくれた人に対しての礼儀である。

この考えが間違いであるという考えに至りました。

 それは、自分の作品を楽しみにしてくれている方々の視点に立ってみればわかる事でした。

 きっと、作品を楽しみにしてくれていた方達は私の対応を見て、こう思っていたでしょうね。


 『おおおおい……そんなの相手にしちゃダメだって』


 そうハラハラし、無駄にストレスが溜まったでしょう。
 今思うと大変申し訳ない事をしました。

 真面目に対応した結果として、読んでくれるファンが減る。
 面倒くさい人というレッテルが貼られる。

 それが 『毒』


 これらの経験から、以降は感想などを一定の考えの下 『線引き』 し、そして 『削除』 する事を始めました。

 『スルー』ですね。


 ……対応や反応があれば喜ぶのが『毒者』です。
 裏に悪意が見える物は褒めているように見えてもわかります。
 そういった物は、見つけたら即削除。

 悩ましい物はその時の感性に任せる。

 そうする事で、読んでくれる方も嫌な感想を見ませんし、ストレスなく作品を楽しんで貰えます。

 ファンの方は作者の事を心配してくれますから、余計な心配をかけないようにしましょう。
 『毒』にいちいち対応するのは、マイナスしか生まないただの自己満足です。


 『毒』は

 見つけたら即削除

 これを提言させて頂きます。


 もちろん毒を見つけたらイラっとするでしょう。
 そういう時は、そのイラっとした感情ごとスルーしましょう。

 なぜならイラつくだけ損ですから。


 それか前向きに


 「おほほっ。とうとう毒が来るような作者になれたか!」

 
 と喜んでしまいましょう。
 それが精神衛生的にも良いと思います。


 ……ただ、その際はくれぐれも

 『辛辣な意見』
 『作品に対する不満』


 を、毒と勘違いしないことだけは気をつけてください。

 これは『毒』じゃなくて『薬』ですから!



 また少し余談ですが『薬』でも

 『作品に対する不満』

 これは、受け入れるかどうかは凄く難しいです。
 不満が出ても突っ切って進むか、それとも活かすか。

 本当に悩みます。

 その薬も、あくまでもその方の主観での感想。
 ……ですが、沈黙している読者の大きな声の可能性もある。

 なので、私は自分の中で『こうなっても良いかな?』と揺らぐ場合は『ありがとう!』と、活かします。
 ですが、『こう書きたいんだから仕方ない!』、『読むのやめると言われようが譲らん!』というところは押し切る事にしています。

どちらにしろ、

 作者が書いて楽しく。
 読者が読んで楽しく。

 これが理想。

 だって趣味だもの。


 まぁ、『薬』をくれる読者の方の多くは、作者の事を考えて、優しく丁寧にフォローしてくれる方が多いのでオブラートに包まれた『薬』とわかりやすいのですけれども。


 ……時々、流れの闇医者のような人がいるのがWEB小説投稿サイトの面白いところです。

 

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